2018年7月5日木曜日
2018年6月11日月曜日
『研究者の方々へ』
大須作文教室では、
遠方にいらっしゃる方や、日々の業務に追われて、
中々ご自身の研究や執筆に時間がとれず、
お困りの研究者の方々向けのプログラムを、ご紹介しております。
右上のリンク先の『研究者の方々へ』をご参照ください★
遠方にいらっしゃる方や、日々の業務に追われて、
中々ご自身の研究や執筆に時間がとれず、
お困りの研究者の方々向けのプログラムを、ご紹介しております。
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2018年6月3日日曜日
2018年5月11日金曜日
2018年4月23日月曜日
2018年4月7日土曜日
講師からのご案内 ⑤ 論点を絞る
作文を進めていくと論点がひろがっていきます。たくさんの要素が結合していくことで、なにが中心的な論点であるかがわかりづらくなっていきます。こうなると、一つ一つの要素は明確に書かれているのに、全体としてなにが言いたいのかわからない文章になってしまいます。とりとめなく広がってしまった文章は、論点を絞る必要があります。
論点を絞るためには、必要のない論点を削り落としていかなくてはなりません。
書かなければならないことと、書かなくてもよいこととを、選別します。
何を残し、何を削るか。この推敲の過程で、書き手は自分自身の視点が充分に定まっていないことを知ります。
問題をわかりやすくするために、カメラにたとえてみましょう。
視点が定まっていない状態とは、カメラが固定されておらず、横を向いたり上を向いたりしてしまう状態です。こういうカメラで撮影された動画は、視軸が変化してしまうため、視聴者は車酔いのような状態になってしまいます。まずはカメラをしっかりと三脚に固定しなくてはなりません。
文章を書くときにも、視軸というものがあります。何が言いたいのかわからない文章とは、視軸が固定されていない状態で書かれた文章です。視軸が動かないように、顔の向きを固定しなくてはなりません。
では、どうしたら作文における視軸を固定することができるのでしょうか。
そのためにはまず、なぜ視軸が動いてしまうのかを考えておきましょう。
なぜ論を進めている最中に、顔が横を向いてしまったり上を向いてしまったりするのか。
それは、私たちが日常生活をおくるなかで、他人に釈明をする習慣がついてしまっているからです。誰かがわからないと言えばすぐに顔を横に向けて、説明して同意を求める、あるいは、釈明して理解をもとめる、そういう習慣がついているのです。
論文やエッセーを書くときには、そうした日常の習慣を離れなければなりません。まっすぐ正面だけを向いて、ひとつの角度を示すことに専念しなくてはなりません。あれもこれも隙間なく論じようとするのではなく、あれやこれやはあとで対応するからまずはこの論点を読め、という姿勢です。
そうした姿勢をとってはじめて、立論の視軸が固定され、パースペクティブが定まっていきます。書かなければならないことと、書かなくてもよいこととが、明確になっていきます。
論点を絞るためには、必要のない論点を削り落としていかなくてはなりません。
書かなければならないことと、書かなくてもよいこととを、選別します。
何を残し、何を削るか。この推敲の過程で、書き手は自分自身の視点が充分に定まっていないことを知ります。
問題をわかりやすくするために、カメラにたとえてみましょう。
視点が定まっていない状態とは、カメラが固定されておらず、横を向いたり上を向いたりしてしまう状態です。こういうカメラで撮影された動画は、視軸が変化してしまうため、視聴者は車酔いのような状態になってしまいます。まずはカメラをしっかりと三脚に固定しなくてはなりません。
文章を書くときにも、視軸というものがあります。何が言いたいのかわからない文章とは、視軸が固定されていない状態で書かれた文章です。視軸が動かないように、顔の向きを固定しなくてはなりません。
では、どうしたら作文における視軸を固定することができるのでしょうか。
そのためにはまず、なぜ視軸が動いてしまうのかを考えておきましょう。
なぜ論を進めている最中に、顔が横を向いてしまったり上を向いてしまったりするのか。
それは、私たちが日常生活をおくるなかで、他人に釈明をする習慣がついてしまっているからです。誰かがわからないと言えばすぐに顔を横に向けて、説明して同意を求める、あるいは、釈明して理解をもとめる、そういう習慣がついているのです。
論文やエッセーを書くときには、そうした日常の習慣を離れなければなりません。まっすぐ正面だけを向いて、ひとつの角度を示すことに専念しなくてはなりません。あれもこれも隙間なく論じようとするのではなく、あれやこれやはあとで対応するからまずはこの論点を読め、という姿勢です。
そうした姿勢をとってはじめて、立論の視軸が固定され、パースペクティブが定まっていきます。書かなければならないことと、書かなくてもよいこととが、明確になっていきます。
2018年4月4日水曜日
2018年3月5日月曜日
大須作文教室 第二回 交流会 「名古屋について考える」
大須作文教室交流会、第二回は講師と研究生で議論を交わす、
賛否両論のトークセッション。
名古屋という都市の位置、肯定的なものと、否定的なもの。
名古屋にあることの絶望と、希望。
充分に語られない名古屋のポテンシャルを縦横に語る会。
★大須作文教室の無料一日体験、教室見学がまだの方も参加できまーす。
お見逃しなく!
2018年2月28日水曜日
2018年2月21日水曜日
2018年1月21日日曜日
2018年1月17日水曜日
大須作文教室交流会 第一回 栗原康さんに聞く
第一部 トークセッション 栗原康×矢部史郎
「なぜ書くのか、どのように書いているのか」
第二部 懇親会
日時 : 2月17日(土) 13時~ トークセッション
15時~ 懇親会
場所 : 大須作文教室 名古屋市中区大須4-2-40 東泉ビル2階
参加費: 無料 (懇親会参加者は1000円)
栗原康(くりはらやすし)・・・1979年生。政治学者。
「なぜ書くのか、どのように書いているのか」
第二部 懇親会
日時 : 2月17日(土) 13時~ トークセッション
15時~ 懇親会
場所 : 大須作文教室 名古屋市中区大須4-2-40 東泉ビル2階
参加費: 無料 (懇親会参加者は1000円)
栗原康(くりはらやすし)・・・1979年生。政治学者。
著書 『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(2013年、夜光社)
『学生に賃金を』(2015年、新評論)
『はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言』
(2015年、タバブックス)
『現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す』(2015年、角川新書)
『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』(2016年、岩波書店)
『死してなお踊れ 一遍上人伝』(2017年、河出書房新社)
矢部史郎(やぶしろう)・・・・1971年生。大須作文教室講師。
著書 『無産大衆神髄』(山の手緑との共著 2001年、河出書房新社)
『愛と暴力の現代思想』(山の手緑との共著 2006年、青土社)
『原子力都市』(2010年、以文社)
『3・12の思想』(2012年、以文社)
『放射能を食えというならそんな社会はいらない、
ゼロベクレル派宣言』(2012年、新評論)
編著 『VOL Lexicon』(白石嘉治、矢部史郎 2009年、以文社)
※お問い合わせはリンク先のメールフォームをご利用ください。
当日は席の不足が懸念されておりますので、事前の参加申込をおすすめします。
2018年1月15日月曜日
2018年1月7日日曜日
講師からのご案内 ④ 写しと注釈
会話のレッスンで口の動かし方に慣れてきたら、次は、指の動かし方を訓練します。
自分が読んで感銘を受けた文章、または参考文献の一部を、書き写しましょう。
パソコンにはコピー&ペースト機能や変換予測機能がありますが、これらの機能は使用しません。
一文字づつじっくりと手で入力していきます。
書かれている文の内容を吟味し、理解しながら、正確に入力していきます。
5千字から6千字ほど入力作業をすると、しだいに文体のリズムがつかめてきます。
参照する文章のリズムが体に染みこんでいきます。
写しの作業が終わったら、続けて注釈を書きます。
参照する文章にたいして、自分が考えた内容を書き添えます。
写しと注釈の作業を繰り返していくと、指の動きが滑らかになっていきます。(講師 矢部)
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第一部 トークセッション 栗原康×矢部史郎 「なぜ書くのか、どのように書いているのか」 第二部 懇親会 日時 : 2月17日(土) 13時~ トークセッション 15時~ 懇親会 場所 : 大須作文教室 名古屋市中区大...
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① まずはじめに、講師と打合せをします。 作文のモチーフと、分量、締め切り日を決めます。 ②教室の机にノートをひろげ、書きます。 ③ 壁にぶつかります。 ④ バナナを食べながら考えます。 ⑤ あまりに書けないのでつぶれます。 ...